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[FDclone-users:00543] Re: FDclone 2.08e has been released
- Subject: [FDclone-users:00543] Re: FDclone 2.08e has been released
- From: SHIOTA Shoichi <Shoichi.Shiota@lightwell.co.jp>
- Date: Sat, 05 Aug 2006 20:27:08 +0900
潮田です。
(また、返事が遅くなります)
# [FDclone-users:00541] に返していますが、 patch は
# [FDclone-users:00542] のものを使っています。
> AIX 環境でこの patch の有用性を敢えて試すとしたら、こうい
> うことになると思います。
> 1.上記 patch をあてただけの状態で compile し動作確認。
コンパイルは通りますし、動作もしています。
> 2.custom.c の一番頭に #define FORCEDSTDC を追加。
> 3.L.178 辺りにある union の「int」を「char」に変更。
> 4.この状態で compile し落ちることを確認。
うーん、落ちてくれません。
下の Solaris での結果の様に、全てを 64bit にすると
結果がかわるのかもしれませんが、影響が大きいので
試せません。
> 4.の時点で落ちるのは /0 error のせいです。もし落ちないよう
> なら -N 付で起動して、全ての変数を既定値にしてみるといいでし
> ょう。整数変数の値が全て 0 になるので落ちる筈です。
-N を付けると、やっと正常動作をしなくなりました。
ただ、落ちているというより、途中で (正常に?) 強制終了 でも
しているかのような状態で、 errpt などには引っかかっていません。
方向キーなどを押したら、
malloc(): Not enough space
と出力して、プロンプトへ戻ってきます。
それまでは、最上 3 行、最下 2 行だけ、いつもどおり表示しています。
(つまり、ファイルの一覧が空っぽの状態)
ほっておくと、最上段の時刻も変わっていくので生きているようです。
> 5.L.561,581 辺りにある「int」を「char」に変更。
> 6.この状態で compile して正常動作することを確認。
5. は、 3. の変更をした状態に、さらに変更でよね。
再び、普通に動くようになりました。
> 一方、sparc64 環境で試すとしたら、2.08d で落ちることをまず
> 確認し、2.08e + 上記 patch では落ちないことを確認するといい
> と思います。
> sparc64 の場合は FORCEDSTDC が未定義な OS が存在しないと思
> うので、素の 2.08e でも同じことだとは思いますけどね。
CPU と OS が 64bit (も可能) であるだけではダメで、
FD 自体を 64bit の実行モジュールにする必要があるのですね。
2.08d, 2.08e + patch の双方とも、展開・コンパイルで出来上がる
(default の) 32bit モジュールでは、落ちませんでした。
Makefile.tmp の
LDFLAGS
CFLAGS
HOSTCFLAGS
に、
-xarch=v9
を付加して、 64bit のモジュールにしたら、 2.08d の方だけ
起動時に落ちて (無事) あがらなくなりました。
Page:浮動小数点例外(コアダンプ)
$
と表示されます。
# AIX の方はともかく、こちらを試せる方は他にも
# いらっしゃいますよね