[FDclone-users:00768] ext3 の dir_index & [FDclone-users:00766] のパッチ検証結果

[Takeshi Hamasaki <hma@syd.odn.ne.jp>]

濱崎です。

On Sun, Apr 06, 2008 at 03:01:42AM +0900, Takashi SHIRAI wrote:
> 　なるほど。でも「index_dir」という属性は見当たらないのです
> が、これは「dir_index」の間違いではありませんか？それなら見
> 当がつくのですが。

ご指摘のとおり、dir_index です。

00766 のパッチを試したところ、現象に変化がありました。
00762 で書いた

>> vfat: 2パターンある
>>    1) WRITE_DIR すると、ソート結果を反映しようとしたことがわかります。
>>       ただし、先頭に来るべきファイルが最後にあります。 (x86_64, 2.6.23)
>>    2) ランダムな文字列: Invalid argument というメッセージが出て、
>>       WRITE_DIR できない                               (x86, 2.6.23)

のうち、2) は消えました。1) は残っています。
x86 と x86_64 で違っていた現象が 1) のみに揃いました。

私が試した、1) が再現する手順です。
使用したファイルシステムはしらいさんと同様、USB storage 上の vfat です。

 0. テスト用のディレクトリを新規に作って中に移動する 
    mkdir testdir55 ; cd testdir55
 1. ファイルを作る。これ以外のファイル名だと再現しないことがあります。
    touch a b e d c
 2. ディレクトリ内の並びを確認する
    ls -f
 3. FDclone を起動
 4. 名前順にでソートする
 5. WRITE_DIR する
 6. 念のため ls -f でも確認

 この結果、ファイルの並びが
    a b c d e ではなく
	b c d e a になります。
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    濱崎　健 E-mail: hma@syd.odn.ne.jp