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[FDclone-users:00968] Re: ツリーで移動中にSEGV
- Subject: [FDclone-users:00968] Re: ツリーで移動中にSEGV
- From: Takashi SHIRAI <shirai@unixusers.net>
- Date: Sun, 08 Apr 2012 20:42:54 +0900
しらいです。
先週末に Cygwin 1.7.13 が release されてたので、一連の不具
合を改めて検証してみました。
In Message-Id <20120314130439.A08E687C001@yuka.unixusers.net>
Takashi SHIRAI <shirai@unixusers.net>writes:
> しらいです。
> > 1.tcsetpgrp() が freeze する。
> > 2.子 process に制御端末を渡せない。
>
> この二つはそのまま 1. と 2. にします。
>
>
> > まず escape sequence の受信速度が遅くなりました。特殊キー
> > 押下時の \e[1~ みたいな文字列ですね。この各文字が送出されき
> > るまでにかかる時間が 10 倍以上になってます。
>
> これを 3-1. とします。
>
>
> > あと、cursor 位置取得用の escape sequence が使えなくなりま
> > した。正確には、取得しようとすると入力が block されてしまう
> > ので使えません。
>
> これは 3-2. とします。
>
> > 出力の方も時折 block されるので、コマンドプロンプト以外の
> > 端末を使う場合は適宜何かキー入力をして、出力を促してやる必要
> > があります。
>
> これは 3-3. とします。
1., 2., 3-1., 3-2., 3-3. の全てが 1.7.13 でも再現しました。
この他、1.7.11 で追加された TIOCSCTTY が必ず error を吐くと
いう迷惑があるんですが、こちらも 1.7.13 で再現しています。
いずれも 1.7.11 用の修正が 1.7.13 でも有効でしたので、次の
FD-3.00k は「Cygwin 1.7.13 対応」ということで release しよう
と思います。
DLL は 1.7.11 -> 1.7.13 と version up しましたが、API の方
はどちらも 0.260 と同一だったので、system call 的には何も変
わってないのかも知れません。
今までは DLL version が更新されれば API version も上がって
たんですが、DLL だけの更新もあるんですね。流石にその逆はない
と思いますが、万一 API だけ更新されると困ります。
API だけ更新されたりすると、必要な bug 対応処理をの判定に
DLL version ではなく API の方を参照しないといけなくなってし
まいます。API version は表に出ないので判りづらいですね。
しらい たかし