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[FDclone-users:00007] Re: FDclone 2.01 has been released



 しらいです。

In Message-Id <20020518080948G.kgh12351@kgh12351.nifty.ne.jp>
        Taketoshi Sano <sano@debian.org>さんwrites:
> こんにちは。佐野@浜松です。

> >  ML 案内 page は飽くまでも ML 運用に特化した内容に留めてお
> > きたいので、FDclone そのものに関しては依然 Vector page の方
> > が portal site になります。
> 
> Vector の「FDclone なページ」へのリンクだけは、ML 案内ページにも
> あったほうが便利かな、と思いました。

 いわゆる「戻る」に相当する link ですね。browser 自身の機能
で戻って貰えたらと思っていたんですが、他の contents にもつい
ているのでここにも同様につけておきました。
 元々、登録用 CGI を呼ぶだけの位置付けだったので、細かい内
容はそんなに考えて作り込まれていないだけのことです。


> そういえば今、初めて気がついたのですが、v2 の fd.man って
>  JIS コードで書かれているんですね。これをインストール時に
> 変換している "Tiny Kanji Code Converter"  (kanjicnv.c) も
>  v1 には無かったと思いますが、これも白井さんが独自に作成
> されたものでしょうか。

 え?1.00 どころかβ版の 0.99 から存在してましたけど。元々、
fj.sources に shar 形式でそのまま流せるように ISO-2022-JP し
か使っていませんので、kanjicnv.c は最初から必須です。
 あと、col -b の機能とか、7bits thru の pre processor 用に
\ooo 化したりとか、日本語を扱うために必須の機能が埋め込まれ
ているので、結構重要なツールです。

 因みに、FDclone の配布物には私以外の著作者による source は
一切含まれていません。data 類の中には program が吐いた結果も
含まれますが、それとて私自身が書いた program に吐かせたもの
ですし。
 尤も、1 行程度の bug fix patch なんかですと、結果的に bug
報告者が書いたものと同じ実装になることはままあるでしょうけど。
「>」->「=>」とかね。こんなの他に表しようがありませんから。


>    内部コマンド
> 
>        DELETE_DIR          ディレクトリの削除            F14(D)
> 
> も、太さの違いはありますが、同じ (D) になってしまいますね。

 多分その一箇所のみの筈で、基本的には「(D)」という文字列は
「MS-DOS 版にのみ実装されている機能」の意味です。
 確かにその部分ではこのルールを逸脱した表現になってしまって
いますが、機械が読む訳ではないのでそんなに syntax に神経質に
なることもないのではないでしょうか。
 その部分は使用するキー名を羅列している箇所ですから、前後関
係を読めば意味は通じると思います。この場合の「()」は本来の意
味の「もしくは」という用法ですよね。
 そういうものにまで神経質になる必要があるとしたら、「同様に
(D) とある機能については MS-DOS 版のみの実装です」という表現
自体が「(D)」を含んでいるので、この表現を機械的に評価した結
果が recursive になってしまって parse 不可能ですよね。

 本当は、そういった注釈を読まなくても意味が通じるように、そ
れぞれ「(UNIX)」「(DOS)」のような単語にするという手法もあっ
た訳なのですが、これだと roff の実装によっては単語の途中で改
行で分断されてしまって検索 keyword たり得なくなってしまうん
です。
 この辺りの表現には悩ましい部分も多々あるのですが、読み手は
intelligent な思考回路を携えた生きた人間であるという前提の元
に、ある程度は読み手側で補間して貰うことを考えています。


> ちょっと考えてみたのですが UNIX 版、MS-DOS 版の違いの注記には
>  *U, *D とするなど、他の箇所の記述と重ならないようにしたほうが
> 良いのではないでしょうか。

 「*」は検索しにくい文字ですよね。記号は結構 meta character
になっちゃうんですよね。「(D)」も結構苦肉の策ではあります。


> (実は最初、rmdir や mkdir が (D) となっていたので、「あれ ?
> 使えるのにな」と思ったのですが、これらは外部コマンドであって
>  fdsh の内部コマンドとしては実装されていない、ということ
> なのですね。)

 外部コマンドに何が実装されているかは環境依存なのでとてもそ
んなものは書き切れません。ここでは、MS-DOS では COMMAND.COM
の builtin として用意されているものが fdsh でも builtin で用
意されている旨を説明している訳です。
 MS-DOS 環境で system(3) を排除してしまうと COMMAND.COM は
明示的に指定しない限りは呼べなくなってしまうので、copy, del,
mkdir といった builtin を fdsh 側で用意する必要があるんです
ね。


> fml のコマンドで summary を取ったら、「謎の失敗記事」の記録も
> 残ってました。ただ get 1 get 2 get 3 で取得できたのは最後の
> メールだけでしたが。

 あ、summary も reset する必要があったんですね。この ML は
fml で運営されているんですが、fml の ducument ってどうも書い
てあることが中途半端で、例えば今回のような「テスト運用の内容
を reset する」なんて方法がどこに書いてあるかなんてことはな
かなか探せないんです。
 先ほど summary の不要部分を削除しましたので、もう直ってい
ると思います。

                                               しらい たかし